Illustrator こやまけいこの日々雑記
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2/27(月)発売の『自転車はここを走る!』(エイ出版社刊・A5版ムック・680円)にマンガとイラストでお手伝いしました。
著者は自転車ツーキニストとして著書もたくさんある疋田智さんと自転車活用推進研究会代表の小林成基さんです。
昨年の警視庁の通達を受けて、「じゃあ、いったい自転車はどこを走ったらいいの?」という疑問にケーススタディで答えてくれます。
実際のところ、現状のルールでは律儀に守ると逆に安全でないケースもあり、そのあたりも実際に自転車に乗られている疋田さんと小林さんが、写真を交え実践的なアプローチで提案されています。
また、意外に知らない自転車ルール、基本的なスタイルとテクニック、自転車保険についても語られています。
私は、こんな感じのゆるい巻頭マンガや4コママンガ、イラストなどを描いております。
実践的なケーススタディは、こんな風に写真と図版と合わせて解説されています。
内容は、Amazonでもチラ見出来ますのでそちらも参考にしてみてください。
「トンネルを通ってみよう」という項目では、岐阜の飛騨萩原駅から馬瀬へ行く途中にあるトンネルが超怖かったのを思い出しました。
歩道はあるけど自転車は通れない幅なので、仕方なく車道を走ったのですが、その車道も狭く、後ろから迫り来る車の怖いこと怖いこと。大きめのテールライトがあって本当によかったです。
こういう場合は、フロントもテールも明るいライトをバチバチにつけて、自分の存在をアピールしまくるしかないんですよね。
というわけで、著者も編集さんもみんな自転車乗りなので、かなり実践的に役に立つ本ではないかと思います。
ママチャリからロードバイクまで公道を走るすべての自転車乗りのみなさま、フルカラーでリーズナブルなお値段なので、ぜひお手にとってください。
【オマケ】
実は、この本を一番読んでもらいたいのは、「日常的にママチャリに乗っているお母さん」です。
ということで、当初はこういう表紙案で進んでいたのですが、営業的な理由でボツになってしまいました。(^ ^;)
個人的に惜しいので、こっそりここに貼り付けておきます。
どちらがよかったのかは神のみぞ知る…ですが、これを見たお母さんが興味を持ってくれたらうれしいな。
はじめまして。疋田さんのメルマガから来ました。
表紙の案ですが、ボツになったほうが個人的にはいいと思いました。
それぞれ一長一短あるんでしょうが、本決まりの方だとちょっとハードすぎる印象で恐怖感とか緊張感をあおり過ぎだと思いました。
投稿者 putchey : 2012年02月28日 07:30
>putcheyさん
はじめまして。
コメントありがとうございます。
疋田さんや担当編集さんを含め、
作り手側としては気に入っていた案だったので
私としても残念です。
意識の高い自転車乗りの方は、内容がよければ買ってくれるので
それ以外の層にも…という意図があったんですけどね。(^ ^;)
ともあれ、そう感じてくださる人が多ければ
次に繋がると思うので、ご意見はうれしいです。
ありがとうございます。
投稿者 こやま : 2012年02月28日 12:38
初めまして。トンサンと申します。
今日、本屋でこの本を見てgoogleで検索してこちらのサイトにたどり着きました。
「自転車はここを走る!」の本は共感できる内容だったので、最後まで立ち読みしてしまいました。
なので買っておりません。申し訳ありません。
m(>ω<)m
代わりに私のブログで紹介させてもらいます。
(ほとんど読者はおりませんが)
こやまけいこさんのこちらのページにもリンクさせていただきました。
さらに「自転車はここを走る!」の本の表紙写真も拝借します。
リンクしたのは私のブログの下記ページです。
http://blog.goo.ne.jp/tonsan2/e/ed30c914011f727dec3b018eaf15a45f
なお、表紙は僕もイラストの方が良いと思います。
写真のマークは東京都だけだし、一過性のものだと思います。
投稿者 トンサン : 2012年03月01日 20:24
>トンサンさん
はじめまして。
コメントとブログでのご紹介ありがとうございます。
おかげさまで、たくさんの人の手に渡っているようです。
とはいえ、買う買わないは個人の自由ですが、
堂々と買わなかった報告をされてしまうのは
描き手としては複雑な心境です、はい。(^ ^;)
投稿者 こやま : 2012年03月03日 11:49
こやまけいこさん 誠に申し訳ありません。
厚木市の図書館に買ってもらうよう要望して見ます。
あっ、なおさら売れなくなっちゃうかな?
(*^ω^*)ポリポリ
こやまけいこさんのイラストの線は割と好きです。
漫画の内容も結構好きかも。
色々なところに執筆されているのですね。
これからイラストや挿絵を見たら、こやまけいこさんが書かれたものか、確認して見ようと思います。
投稿者 トンサン : 2012年03月03日 12:15
「自転車はここを走る!」HPで紹介させていただきました。
表紙の件、意識の高い人はハードな方が手に取りやすいかと思います。
でも今自転車通行の知識を必要とするのは、一般の人だと思います。その意味ではボツになった方が良かったかなと思います。意識の高い人はどんな表紙であろうと買うし、すでに持っている知識を確認するだけですから。もちろんこのことも十分意味のあることです。
投稿者 Akio.Tanaka : 2012年03月06日 18:20
>トンサンさん
本が売れるのはもちろんうれしいですが
それよりも、ひとりでも多くの人が自転車ルールを知って
みんなが幸せに走れるようになることの方が大事です。
図書館にもぜひリクエストしてください。
>Akio.Tanakaさん
はじめまして。
サイトでのご紹介ありがとうございます。
表紙の件は、編集側と営業側の考えの相違で
結果こうなってしまったという感じです。
著者のお二人も一般に浸透するよう尽力されてますが、
次の機会に繋がってくれれば…と思っています。
投稿者 こやま : 2012年03月07日 18:47
こやまさん、読売新聞が載せてくれました。売れてくれるといいですね〜
投稿者 こばやししげき : 2012年03月13日 09:32
>こばやしさん
FBの疋田さんの記事で拝見しました。
これで広く知られるようになるといいですねー。
投稿者 こやま : 2012年03月13日 20:43
はじめまして、疋田さんをググっていたらたどり着きました。
「自転車はここを走る!」に共感し、家内や娘(高校生)にも読め!と言っています。
ボツの表紙、私も好きです。お母さんたちや学校の先生にぜひ読んでもらいたいと思っています。(自転車通学させている先生が道交法を知らなさ過ぎです)
自転車文化を根付かせるためには一人ひとりに草の根運動も必要かな、と思って私のブログにも引用させていただきたいのですが良いでしょうか。
子供たちが楽しく、大人たちは安全に自転車に乗れる日本になって欲しいと願うオヤジでした。
投稿者 ペンチ : 2012年03月20日 20:49
>ペンチさん
はじめまして。
コメントありがとうございます。
疋田さんと小林さんの熱意の甲斐あって
本が好評なようでありがたいです。
ボツ表紙は、あくまでボツになってしまったものなので
画像の引用はご遠慮いただきたいのですが、
こちらにリンクしていただく分にはかまいません。
ぜひいろんな方に本の内容を紹介していただければと思います。
投稿者 こやま : 2012年03月21日 18:09
ごめんなさい。
和通ぃも図書館にリクエストしています。
ボツになった表紙のほうが、
中を見てみたい、買ってみたいと思うのは私だけでしょうか?
どうする? どうする?って小さくかいてあるのが内容を端的に表してると思います。
投稿者 chirohei : 2012年04月04日 20:35
>chroheiさん
はじめまして。
表紙についてのご意見ありがとうございます。
今回のことはまあありがちなことと言えばありがちで(^ ^;)
いつか何かの形で繋がればと思います。
投稿者 こやま : 2012年04月06日 11:48