Illustrator こやまけいこの日々雑記
« 2012年01月 | メイン | 2012年04月 »
2012年02月のアーカイブ
2/27(月)発売の『自転車はここを走る!』(エイ出版社刊・A5版ムック・680円)にマンガとイラストでお手伝いしました。
著者は自転車ツーキニストとして著書もたくさんある疋田智さんと自転車活用推進研究会代表の小林成基さんです。
昨年の警視庁の通達を受けて、「じゃあ、いったい自転車はどこを走ったらいいの?」という疑問にケーススタディで答えてくれます。
実際のところ、現状のルールでは律儀に守ると逆に安全でないケースもあり、そのあたりも実際に自転車に乗られている疋田さんと小林さんが、写真を交え実践的なアプローチで提案されています。
また、意外に知らない自転車ルール、基本的なスタイルとテクニック、自転車保険についても語られています。
私は、こんな感じのゆるい巻頭マンガや4コママンガ、イラストなどを描いております。
実践的なケーススタディは、こんな風に写真と図版と合わせて解説されています。
内容は、Amazonでもチラ見出来ますのでそちらも参考にしてみてください。
「トンネルを通ってみよう」という項目では、岐阜の飛騨萩原駅から馬瀬へ行く途中にあるトンネルが超怖かったのを思い出しました。
歩道はあるけど自転車は通れない幅なので、仕方なく車道を走ったのですが、その車道も狭く、後ろから迫り来る車の怖いこと怖いこと。大きめのテールライトがあって本当によかったです。
こういう場合は、フロントもテールも明るいライトをバチバチにつけて、自分の存在をアピールしまくるしかないんですよね。
というわけで、著者も編集さんもみんな自転車乗りなので、かなり実践的に役に立つ本ではないかと思います。
ママチャリからロードバイクまで公道を走るすべての自転車乗りのみなさま、フルカラーでリーズナブルなお値段なので、ぜひお手にとってください。
【オマケ】
実は、この本を一番読んでもらいたいのは、「日常的にママチャリに乗っているお母さん」です。
ということで、当初はこういう表紙案で進んでいたのですが、営業的な理由でボツになってしまいました。(^ ^;)
個人的に惜しいので、こっそりここに貼り付けておきます。
どちらがよかったのかは神のみぞ知る…ですが、これを見たお母さんが興味を持ってくれたらうれしいな。